『トロン』 と言う映画

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『トロン』
『トロン・レガシー』

面白かった。
と言うかビジュアルが楽しい。話はルールが少し分かり難いけど、味付け程度だと思えば無視出来ます。それよりあっちの世界を楽しめと。

「レガシー」の方から観たので、一作目はよりゲームっぽいなぁと感じました。この頃はまだゲーセンが主軸だったし、何よりコンピューターゲームそのものが描く世界が新鮮だったであろうと想像出来る。
映像はあのジャケットほど古臭くなかったし、むしろ今観ても楽しめる。いやむしろ今観たらレトロな感じが新鮮かも?表現が多彩で次々と面白い映像が出てくる。映像が古くてもカメラワークが良いから今でも通用するのだと思う。
タッチパネルの机とか、今では現実にあるのがまた変に楽しい。

「レガシー」の方は現代的にブラッシュアップされていてクオリティが高い!今はこういう作品が少ないから正解だと思う。
観た後もこの世界にもう少し浸りたい気分にさせられる。

こういう想像世界だと裏を返せば作り物感が出てしまう。そう言って良ければ嘘の世界なんだから当たり前なんだけど。セットだけだとチープになりCGを多用すれば臨場感が無くなる。バランスが難しい。前作はそこらへんがやり過ぎていたような気がする。
例えば俳優が踏みしめる足下のアップを意図的に入れる。地面がCGだと踏みしめた感じを観客が補完し難く臨場感が無くなる。だから本当に地面のセットを組む。
でもその地面が地続きであるかの様にカット割りでCGとバトンタッチして更に質感を調整して違和感を消す。これを繰り返す事で観客は映画の世界に入り込める。
初歩的な事でも意外とやってない映画が多い。
この映画は話や設定では全部CGでやっても間違いでは無いのに、あくまで観客の事を考えてセットも使っている。
それが映画の質だと思う。
もちろん敢えて臨場感を失してしまって存在の曖昧さを活かす手もあるけど。
ちなみに音楽が良いと思ったらダフパンがやってた。ついサントラを買ってしまいました。

プログラムの世界だし、ディズニー製作だから血みどろでもなく殺伐としてない、子供が観ても夢を感じさせてくれるのも良い。

ところであの水とか食い物てどういう事?
凄く意味ありげな気がするのだけど。。。