美術館で開催中の「ヴァロットン展」

言ったら今日が俺の「夏休み」ということで(笑)
まぁ、解体工事で埼玉に寄り、帰宅したら夕飯の支度が待っていたけどねorz  (笑)

と、いうことで、今日は朝から「出勤のてい」でフリータイムな日中を過ごしたよ。

一応目的は東京丸の内の三菱一号館美術館で開催中の「ヴァロットン展」☆

「ヴァロットン」と聞いても多分そうそう知らないよね。
かくいう俺も知らなかったよ(笑)

「誰でも一度は見聞きしたことがある」ような著名な作品は無いし、そもそもが万人受けする作風でも無いからね。

俺は、今年の初めに「2014年は芸術に触れる年にする」と決めた時に、首都圏の年間の絵画展のスケジュールを調べて、その時初めてこの「ヴァロットン」を知ったんだよ。
代表的ないくつかの作品を見て、この展覧会を観ることに決めたんだ。

「知らない」って魅力だよね。
「知らない」には「知る楽しみ」がセットになっているからね。

昨日までは「知らない作家」だったのが、今はもう「知ってる作家」になったわけだよ。
なので、今、とても充実した気持ちになれているんだよね^^

さて、このヴァロットンは油絵だけでなく多くの版画も手掛けていて、今回は小さな版画作品を含めて約130点が一同に会したなかなかのボリューム感だったよ。

作品の多くは「音を感じない」空気感で、評の中で度々言われるように、独特の緊張感や虚無感が伝わってくるものだったよ。

日常生活のワンシーンを切り取ったような作品でも、それは実は実際の光景ではなくて、彼の心象風景なんじゃないかと思うような。
「取り繕った日常の裏にある現実」とでも言うような、息を飲むような….。

彼自身、家庭に自分以外は奥さんとその連れ子という「疎外感」の中で暮らしていたようだし、多くの作品からは彼の女性に対する一定の距離感のようなものを感じたよ。
きっと、対女性関係の上ではあまり幸せとは言えない人生だったのではないかと想像してしまった。うん。

油絵もとても良かったけど、版画作品もとても良かった。
多色刷りではない版画なので白黒なんだけど、その黒の使い方が絶妙。
特に<アンティミテ>というタイトルの連作版画は、そのモチーフ・内容に対する作品タイトルが揶揄的で、1つ1つ「うんうん」と頷きながら観た俺だよ。