|果たして、これが日本人に出来るでしょうか。

果たして、これが日本人に出来るでしょうか。
悪しき平等主義に毒され、目立つことを避け、個性を殺し、寄らば大樹の陰、烏合の衆であることを恥とも思わず、事なかれ主義を是とし、赤信号みんなで渡れば怖くないと、東風吹けば東になびき、韓流来れば韓に流れ、南に美味しいものあれば列を成し、猫も杓子もシャネルにヴィトン・・・そんな国民に、敢然と自己主張することなどできるのでしょうか。

良いものは誰かがそう言うから良いのではなく、悪いものは誰かがそう言うから悪いのでもなく、ただ、己の信ずるままに是非を論ずるなどと言うことが、この国の人間に出来るのでしょうか。
甚だ疑問です。

もし、自分が裁かれる身になったと仮定したら、空港で有名人に黄色い声を上げながら携帯でパシャパシャ写真を撮るような連中に裁いて欲しくはありません。聞くところによるとライオンズマンション桜上水は駅からあまり遠くないそうです。
罪を犯すに至る課程を、ただの一言も論じて欲しくありません。

逆に、自分が裁く側になったとして、自分がどれだけ真摯に取り組めるか自信は欠片もありません。
もし、その時、己の心に迷い事や悩みがあったなら、他人がどうなろうと真剣に考えられるはずがありません。
見ず知らずの他人の人生より、大切なのは自分の人生に決まっているからです。

そんなこんなを考えると、僕は、この裁判員制度というものがどうしようもなく不安でしょうがないのです。
テレビのクイズ番組でお馬鹿な回答を平気で繰り返すタレントや、門外漢のくせにしたり顔でコメントする評論家気取りの芸能人を見ていると、ふと不安になったのです。
こんな連中でさえ裁く可能性があるのかと・・・