二センチを笑うものは二センチに泣くからな!

健康診断でいろいろ調べた結果、とんでもない事実が発覚してしもたのです。
いや、もしかするとと思ってなくもなかった。
自覚症状っていうんですか、自分でもそうやないかと感じてはいたのよ。
この間、麻由美ちゃんとこんなこというてたんよねえ。

なあなあ、麻由美ちゃん、また背が伸びたんちゃうか。
そんなアホなことあるかいな、うちが伸びたんやなくて雄二くんが縮んだんやろ。

麻由美ちゃんとは3.5センチ差があったはずやのに、どうも最近は同じようにしか見えない。
これは絶対に麻由美ちゃんが伸びてるんやと思ってた。
そしたらなんと、こっちがほんまに縮んでたことが身体測定で判明してもた。
ヘルニアの手術をすると身長が縮むと聞いてたけど、やったのは狭窄症やから関係ないはず。
しかしよう考えたら第4腰椎と第5腰椎をひとつに固定してるわけで、その間にあった椎間板はいっぺん外に出してから削り取った骨とブレンドして詰めなおしてるわけやから、間違いなく椎間板の分だけ低くなってる。
今日わかったのは、手術前と比べて1.5センチ縮んでたこと。

これは実に由々しき問題や。
子供のときからクラスでいちばんうしろのほうやった麻由美ちゃんと、逆に前から4番目くらいやったボクはほぼ同じ大きさで生きていたもんやから、よく双子と間違われた。
中学校を卒業したとき、3.5センチ差をつけてどうにかお兄さんとしての矜持を保てるようになったけど、いまやわずか2センチしか違わへんって、そんな殺生なことがあるかいな。

それでなくてもうちの家族はみんなでっかいのに、せめて麻由美ちゃんとだけはパッと見てわかるくらいの差がないとあまりにも切ない。
これから麻由美ちゃんにはいっしょにおるときは小さく見えるよう、猫背の練習してもらうしかないな。
いや、それ以前に、ニコール・キッドマンと結婚してたときのトム・クルーズ作戦を遂行せねば。
並んでいっしょに立たない。
これがいちばんや。
でも、そんなことしても、心の痛手は癒せやしない~♪
わしの身長2センチ分、誰か返してくれ。